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アニメ制作会社4割「超低制作費押しつけられた」公取調査
公正取引委員会が全国のアニメ制作会社114社にアンケートした結果、4割以上が、発注元から著しく低い制作費を押しつけられた経験があると回答したことがわかった。
まあアニメ業界に限ったことではないけれど*1、こういう「無茶振り」で被害が拡大しやすいジャンルの一つではあると思う。
こういう話絡みでやり玉に挙げられる一番有名な(かつ被害が大きかった)作品が「ガンドレス」*2。
記憶が正しければ、とあるアニメ制作会社が4億*3で請け負ったんだけど、そこで何故か2億が間引かれて別のアニメ制作会社に丸投げ。突然丸投げされたそのアニメ制作会社が2億*4で作らなきゃなくなり、しかもスケジュールにぜんっぜん余裕がなくて結局未完成のまま公開*5、っていう顛末だったと思う。
ちょうど「エヴァ」の大ヒット以降、「アニメは儲かるぜ!」と考えた(浅はかな)大人達が資金を募って「この金でアニメ作ろうぜ!」*6とアニメ制作会社の尻をひっぱたき、結局完成した物はそんなたいしたことない、ってのが量産された時期ですよ。
で、この構造がそっくりそのまま邦画*7の方にもやって来ちゃったんですよ。
最近「恋空」とか「三丁目の夕日」とか…あぁ、そうだ忘れてた「20世紀少年」とか具体的に何とは言わないけどクソみたいな邦画が増えたでしょ?
え、そうでもない?
…そいつはすげぇや。(by くりぃむしちゅー上田)